家元流『あんぎゃ 〜モモーイ世界の旅〜』ファーストインプレッション

今回はモモーイのニューアルバム『あんぎゃ 〜モモーイ世界の旅〜』を購入したので、
その感想をレビューしたいと思います。
といっても、家元はB.G.Mフェス2日目くらいから風邪をひいてしまい、
じっくりと聴きこめたとは言いがたいので、とりあえずファースト・インプレッションということで。

ちなみに、アルバム発売直前のモコモコ60分(ニコ生)は(意図的に)観てません。
モモーイ本人がアルバム楽曲のセルフ解説をされているそうなので。
(先入観なしで、自分の感想を大事にしたいのであります)

ということで、あくまで僕個人の感想である点は注意。
皆さんも、自分自身の率直な感想を大事にしてくださいね。
では行きます。




1. 恋のタイム・リミット 作詞・作曲・桃井はるこ 編曲:manzo
   「D.C.III〜ダ・カーポIII〜」 キャラクターソング モモーイバージョン

アルバムの開幕を飾るのは、D.C.IIIでは『国語・数学・立夏…恋愛!』というタイトルで提供されていたこの曲。
もう完全に別物ですw 比較する意味もないくらいw
イントロの入り方とか、ライブの開幕に使いやすそうなので、おそらくライブツアーの冒頭曲になりそうな予感。

2. S・N・S・N・S! 作詞・作曲・編曲:桃井はるこ
   NHK総合テレビMAG・ネット」オープニング曲セルフカバー

ただでさえ天使のミクさんに提供した楽曲。ベンチャーズなギターが夏の空気感を連想させます。
個人的にはこの曲が一番のお気に入り。サビのコールとか楽しそう♪

3. おせっかいFB 作詞・作曲:桃井はるこ 編曲:久米由基
   「D.C.III〜ダ・カーポIII〜」 キャラクターソング モモーイバージョン

みころんの『リバーシブル!』も良かったけど、こちらは歌詞がモモーイ節炸裂。
FBってのは某ソーシャルなサービスのことですよね。確かにデリカシーなく「あなたの友人では?」と押し付けてくる感じ、あります。
あれ実名なだけに余計厄介。こういうの歌にするのはモモーイしかいないw

4. キャピ夏☆HIGHてんしょん! 作詞・作曲:桃井はるこ 編曲:Haraddy
   TVアニメ「ゆるめいつ3でぃPLUS」主題歌

アニメでは少ししか流れないこの曲。フルで聴くと色んな表情のある曲です。
ハイテンション!という割にはアレンジはバブルかつアーバンな気がする。

5. カラフル・アクアリウム 作詞・作曲:桃井はるこ 編曲:松武秀樹
   「D.C.III〜ダ・カーポIII〜」 キャラクターソング モモーイバージョン

深海魚がアイドル、水槽越しに見つめるのは俺らってことですね。これはすぐ分かったw
比喩表現が上手いな〜。

6. とびだせ!3D 作詞・作曲:桃井はるこ 編曲:Haraddy
   TVアニメ「ゆるめいつ3でぃ」主題歌

モモーイ流のこだわり(アルバムをA面B面に分ける)で考えると、ちょうどB面の開幕曲。
ライブの定番曲の位置にすんなり来そう。早くライブでトンドルしたい!

7. Rudy Goody 作詞・作曲:桃井はるこ 編曲:桃井はるこ、Haraddy、鈴木勝彦
   TVアニメ「ゆるめいつ3でぃPLUS」DVDエンディング曲

この曲を聴いて真っ先に連想したのがこの曲。

↑は本家をリスペクトしたアンサーソング版なんだけど、たぶんやりたかったことはこれと同じでしょう。
セルフアンサーソングでレゲエ/ヒップホップ要素を取り込んだ、このアルバムでもっとも冒険してる曲ですが、
リスナーの評価は分かれちゃうんでしょうね(;^ω^)
僕はけっこう好き(実はヒップホップを良く聴く人)。

8. 月と星のうた 作詞:まがりひろあき 作曲・編曲:TAMAGO
   月刊少年シリウス WEB漫画「魔女っ娘つくねちゃんswf」挿入歌

待望の音源化。とはいえいつでもWebで聴ける状態なので、ぶっちゃけ新鮮味は無いねw
まがり先生が頒布した同人CDに収録されている、アコースティックバージョンもオススメです。

9. Live Alive 作詞・作曲:桃井はるこ 編曲:manzo
   「D.C.III〜ダ・カーポIII〜」 キャラクターソング モモーイバージョン

めちゃめちゃ80〜90年代アイドル歌謡アレンジ。前作「しょうわ」に入ってても全然おかしくないw
サビの駆け上がり方とか、ライブのクロージングにぴったりの曲だと思う。
2番めに好きな曲。

10. Count down! Party night! 作詞・作曲:桃井はるこ 編曲:古川竜也
   「D.C.III〜ダ・カーポIII〜」 キャラクターソング モモーイバージョン

夏の曲が集まってると思ったら、唐突に年末の曲が。
なーんか、この曲だけアルバムの中で浮いてる感じがするんだよなぁ(;^ω^)
提供した「あなたのNo.ワン!」バージョンのままで、モモーイに歌って欲しい気もする。うーむ。

11. sweet suite room 作詞・作曲:桃井はるこ 編曲:松本光児
   TVアニメ「ゆるめいつ3でぃ」DVDエンディング曲

これはアルバムの締めとしては最高のセレクト。会心の選曲ですよ。
シングルc/wからの再録ではありますが、耳にしたことの無い方も多いのでは。隠れた?名曲です。


と、20回ほどリピート再生した感想はこんな感じ。
通販サイトの煽り文では「電波色満載!」とか謳ってたようですが、

…ガチ電波な曲ってSNSくらいじゃね?w

それはともかく、今度のアルバムは前作「しょうわ」以上に、いい意味で力の抜けた、ナチュラルなアルバムになっている印象。
パワフルなモモーイや、電波なモモーイを期待してる人にはちょっと物足りないのかな、とも思いますが、
僕は未だかつて、こんなにイージーリスニングな桃井アルバムを聴いたことがないw
モモーイのアルバムって言うと、メッセージ性満載で、聴く方の立場的には「よっしゃ聴くぜ!」と身構えてた部分もあったのですが、
今回は至って普通に、肩肘張らずに聴ける感じ。

ホント、気がつくとリピートしてるんだよね。
ネ申アルバム!とか大傑作!とかじゃないんだけど、
じわじわ沁みこんでくるというか。
普通に良作ってことなんでしょうね。
おかげで「あんぎゃ」はしばらくの間、就寝時のBGMになりそうです。


さて、モモーイのセルフ解説はどんな感じだったんだろう?
僕が思ったことと真逆な真相ばっかりだったら、恥ずかしいなあ(;^ω^)