【CDレビュー】REAL+1Ø /Ayumi.

 

REAL+1Ø

REAL+1Ø

 

 Ayumi.がデビューCDリリースから10周年を迎えました。

 

初めて「彼女」を認識したのは、いつだったかな。

名古屋市中区大須を拠点に活動する、モモイスト歌姫がいる」という噂を耳にしたときか。

 

あるいは2005年頃、

 

「前略 桃井はるこ様 萌えソング きわめていいですか?」

 

という刺激的なキャッチのライブ告知の載ったホームページを目撃したときか。

あるいは、モモーイのイベントに、いちファンとして参加していたころの彼女を、名古屋方面のモモイストから紹介されたときだったか。

 

当ブログで初めて「彼女」を紹介したのは、たぶん2005年の「ましゅまろ連邦共和国」ライブレポだったような気が。そこで「彼女」は既にモモーイと同じステージに立っている訳で。

そこから「彼女」の活動内容や、イベントレポは、折にふれてこのブログでも紹介しています。

(僕のブログ自体、過去ログが消失しているため、リンクを貼れないのが残念)

そんな感じで、なんだかんだモモーイとの共演実績も結構ある「彼女」ですが、

 

10周年?Ayumi.?

 

と、イマイチ、ピンと来ていない人も居ることでしょう。

そりゃそうだ。「彼女」はこれまで2度、改名しているのだから。

 

最初は「織姫よぞら」

次が「オリヒメヨゾラ」

んで、現在が「Ayumi.」

 

その時々で、アニメの主題歌を担当したり、美少女ゲームの歌姫として活躍したり、業界のライブイベントを運営したり。

10年の間には、僕の知る限りでも紆余曲折あったようですが、改名が決して迷走でなく、むしろ「やりたいこと」がどんどん明確になっているように見える。

 

んで、10周年という、記念すべきメモリアルにリリースした、アルバム「REAL+1Ø」で、かねてより憧れ追い続けていた、モモーイとの「ボーカリストとしての競演」がついに実現することになったわけです。

 

それが、アルバム表題曲の「REAL+1Ø」。

 


歌手デビュー10周年記念アルバム「REAL+1Ø / Ayumi.」クロスフェードデモ ...

 

モモーイのパワフルなボーカルに一歩も引かない歌声を聴くと、しみじみ「Ayumi.さん、歌上手くなったな〜」と思わずにいられない(笑)

過去にはクリエイター側からの要求で、かなり背伸びした曲を歌っていた頃もあって(その頃の楽曲も評価されている訳ですが)、その頃に比べたらまあ格段の進歩というか、そんなものを感じます。

歌詞はAyumi.自身の手によるもの。モモーイへのリスペクトを感じられる「もっと、夢、みたい」などのフレーズや、自身の代表曲の曲名が、さりげなく混ぜ込んであったりして、力の入りっぷりが手に取るように分かります(笑)

 

他の収録曲もバリエーション豊かで楽しく聴けました。個人的お気に入りは「TKG〄らんらんらんど」。本人が「苦手」という直球ラブソングですが、なかなか好印象。

欲を言えば収録曲数が少ないのが難点。もう少し、せめてあと2曲は聴きたかったかも。

 

ちなみに、先日リリースイベントに参加してきたのですが、

 

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↑リリースイベントで展示されていた「織姫よぞら」時代のコスチューム。東鳩2と良く間違えられたとか(笑)

 

表題曲の「REAL+1Ø」は(当然?)歌われませんでした。

10周年イヤーの締めくくりとして、来年の11月29日には、自身が常に目標として掲げてきた「約束の地」川崎クラブチッタでのライブが予定されています。

実際にライブで聴けるのは、そこまでお預けかな?

 

そしたら、その場でモモーイとコラボとかあったりして?

 

「REAL+1Ø」はiTunes Storeでも配信中。

REAL+1Ø

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  • Ayumi.
  • J-Pop
  • ¥2000