推しが東京ドームで歌う世界線
【追加出演アーティスト情報】
— バンダイナムコエンターテインメントフェスティバル (@bnefestival) 2019年7月26日
ワンダーモモより
桃井はるこ さんが10/20(日)に出演決定!#バンナムフェス
詳細はこちら→https://t.co/XsWp9gAG63 pic.twitter.com/7ktHUmddq2
思わず久しぶりにブログを更新してしまった。
モモーイこと桃井はるこさんが、10月20日に東京ドームで開催される「バンダイナムコエンターテインメントフェスティバル」に、コンテンツ「ワンダーモモ」枠で出演することが発表されました。
いやいやいやいやいやいやいやいや
ええっ!!?
正直、モモイスト的にも歓喜する反面「なんでまた?」と困惑することしきり。
でもまあ、嬉しいですよ素直に。国内で現時点の収容人数最大クラス(横国には負ける)の会場で歌うモモーイ。実に誇らしいですね。長ヲタはするもんだ。
そもそも、モモーイと「ワンダーモモ」コラボの馴れ初めは、2005年リリースのアーケードゲーム・太鼓の達人に収録された「ワンダーモモーイ」という楽曲がきっかけ。ナムコ側としては「ワンダーモモの曲をアレンジして桃井さんに歌ってもらったら面白そう!」的な単発企画だったようですが、楽曲に手応えを感じたモモーイはこの曲をシングルリリースした上、「ワンダーモモーイLIVEツアー」と称した全国ツアーを展開。ワンダーモモ風のコスチュームを身にまとい絶唱しまくるなど、ソロ活動初期の主力曲として大いに愛唱したのでした。
PSPソフト「クイーンズゲイト スパイラルカオス」ではコラボキャラクターとしてではあるものの、「ワンダーモモ」本人役を担当することに。残念ながら時期的に東日本大震災と被ってしまい、あまり話題にはなりませんでしたが。。。
2014年にWEB配信されたアニメ「ワンダーモモ」でもヒロインの母役として出演していたり。(アニメのクオリティは悲惨でしたが)
このようにワンダーモモとモモーイには、細くとも確かな縁があり、最初期のアーケードゲームとの接点こそないものの、「ワンダーモモといえば桃井はるこ」といっても、過言ではないと言えるでしょう。言えるんだってば。
しかしまあ、モモーイが出ると聞いてから改めてフェスの出演者確認したけど、アイマスにラブライブ、アイカツ・・・。東京ドームをどう使うのか、ステージプランが分からないからなんとも言えないけど、マックス5万人分のチケットが瞬殺の恐れは十分にある。せっかくの推しの晴れ舞台を瞼に焼き付けたい気もするけど、それにはチケット争奪戦に勝利しないとね。。。
とりあえず予習しておきますか〜。
『 Momoi Haruko LIVE 2018 A Day in The Paradise 』レポ
今年の夏は蝉の鳴き声が聞こえない。
そんなつぶやきを、モモーイがしていた。
ライブの日はコミケの3日目だったから、僕は戦場へ赴くべく、早起きして電車に揺られていた。覚醒しきらない脳の片隅で、
「地元の駅では、蝉が元気に鳴いていたな」。
と、ぼんやり考えているうちに、気がつけば僕は戦場へたどり着いていた。
そして、過酷な激闘のあと、
満身創痍の体に鞭打ち、最後に訪れたダンジョン。それが…。
…というわけで?コミケ会場で3日間毎日フル稼働だったおかげで、全身ボロボロの状態で望む羽目になったモモーイワンマン。今回ギリギリまで参戦すら危うい状態だったので、チケットはもちろん?当日券。
16時少し前に現着すると、すでにモモイスト諸兄がワイワイ賑やか。一通り挨拶を交わした後、当日券の販売所へ。手にしたチケットは「さ」列。どうやらホールのど真ん中あたりの通路席を確保できたらしい。
あとになって分かったのだが、ここは一般売りと関係者席の狭間の席だったため、後ろに「どこかで見たような」人たちがワラワラと居て、割と居心地が悪いのが難点(汗)
それにしても椅子ありホールですよ。記憶をたどってみると、モモーイワンマンで椅子会場は数えるほどしか事例がない。よみうりホール、日本青年館、ドリパ大阪プレミアム、、、それぞれに印象深いライブだったけれど、共通していることといえば、
「椅子なんて飾りですよ」
ということ(゚∀゚)
しかしながら今回はコンディション的に結構ヤバげ。椅子に一度腰掛けたら最後、爆睡を極めてしまうのではなかろうか。という一抹の不安を抱えながら、ライブ開幕のベルを聴く。
開幕「Romantic Summer」のメロディに乗って踊るモモーイの衣装はなんと浴衣!ライブで飛んだり跳ねたり踊ったりするのには如何にもハンデのある装い。まあモモーイのことだから「あえて」なんだろう。
「純愛マリオネット」「キャピ夏☆HIGHてんしょん!」と来て次に「勝利の女ネ申☆」。ワールドカップイヤーのワンマンでこれを歌わないってことはまあ無いよねw
で、次に「ツキにむかって、うて!」を持ってきたのは、サッカーと野球のバランスを取ったのかな?という無粋な勘ぐり。相変わらず導入MCが回りくどい「がんばれ…それは、I Love You」を経て、「セカイじゅうのAKIHABARAで」。この歌の歌詞はそれこそ、世界中を駆け巡っているモモーイにしか書けない真骨頂。
「D・I・Y」→「 Adolescence〜Rainy Taipei Version〜」と来て、ようやく?新曲「Mr.Sirence」のお披露目。競馬好きのモモーイのことだから「サイレンススズカ」から連想したような曲?と予想を立てていたところ、実際の歌詞は意外や意外のストレートな恋愛ソングでした。それにしても桃井さん、浴衣なりにトンドル頑張ってますね。
ちょっと一息、落ち着いた楽曲のコーナー。「フィギュアになりたい」のコミケ感は冬のイメージで、夏コミにはちょっと合わないかな〜とか思って聴いてました。だって午後4時はまだまだ全然夕暮れって感じじゃないし(汗)
「どばと」が続く。今回の新アルバム、実は「しょうわ」以上に「しょうわ」なんじゃないか?と思う今日このごろ。
新曲2曲めは「DIARY」。サビで綱引きしてたのは誰だ!
俺だ(゚∀゚)
3日でやめちゃうDiary〜
早くもライブは後半戦。ショルキーで武装したモモーイは上機嫌でキーボードをかき鳴らす。「ずっと弾いてられるわ〜」はい、こちらもずっと聴いていられますよ〜♪
「Back to the 80's」タイトル通り80'sのエッセンスが満載、、、というかトムキャットリスペクトか。乾いた歯切れのよい歌い方も心地よい。
そして家元的今日イチ昂まり曲が到来。
スペースラブ
ドドドドドドドドドドドドド┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┏( ^o^)┛
キタワァ*:.。..。.:*・゚(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:* ミ ☆
畳み掛けるように「カイト」→「天空のスプライト」とアッパーナンバー。トンドルしつつ、天ぷらももう10年前の曲になるのね、、、と感慨も一入。
そしてここで「LOVE.EXE」!ライブ中のMCで「勝馬投票的セトリ予想」についてされていましたが、エグゼのオッズは間違いなく1.0倍w だってモモイスト同士で世田谷ライブの話になったときの話題は「椅子席でエグゼどうしよう」ですよ?エグゼが歌われないことなんて微塵も想定していない(笑)
んで、椅子なんてあった?って言う感じのカオス空間が現出しましたとさ。僕が常々唱えている「全員がやればヲタ芸は迷惑行為じゃない」がまたしても立証されてしまいました。この調子で全員イエッタイガーを目指したいところ(やめなさい)
エグゼの高揚感冷めやらぬうちに、さらに新曲3曲が釣瓶撃ち。「Paradise Derby」は小室サウンド的なディスコサウンドでおっさんには感涙モノ。
「404 -Not found-」は初聴でサビのコーラスを「パッパラパー」と空耳してしまったため、もはやそうとしか聞こえなくなってしまった(完全に自業自得)。頭がパッパラパーで404エラーって曲じゃないの?(違います)
そして、アルバム収録の新曲では一番好き!な「Paradise Shift+」。真夏のライブなのに曲からは秋の青空が浮かぶ。なおイエッタイガーは複数入るポイントがあるのでTPOを弁えて各自対応願いたい。
ライブ本編ラストは「ゆめのばとん」。多くは語りませんが、歌うと思ってました。
ありがとう。
浴衣のお着替えは大変、ということで、アンコールはちょっと長め。再び登場したモモーイはライブTシャツモードに。でも下半身は浴衣のまま。上下セパレートの浴衣なんてあるのね。恥ずかしながら初めて知りましたよ。
モモーイがアンコールに選んだのは「Life is free」。
生きてるだけで良いんだよ。沁みる。
ひとしきり、しんみりとしたあとはカラッとした締めくくり「星空ダンシング」。
というわけで、レポを書いていて改めて感じたのは「今回もいつも通りの、モモーイワンマンだった」ということ。(良い意味でだよ!)
それはモモーイはもちろん、モモイストも同様。椅子席だろうがお構いなしにどんちゃん騒ぎのエグゼを見ていると、心で期待したとおりの光景が繰り広げられていて、ああ、またこの光景が見られた。と嬉しくて、安らいだ気持ちにすらなる。
この「いつも通り」が、これからも永く続きますように。
当たり前だったものがどんどん変わっていく世の中で、せめてモモーイのライブだけは、「いつも通り」であり続けますように。
また次のライブで、みんなでワイワイと盛り上がれますように。
来年も蝉の声が聞こえますように。
「おでっさ」氏を偲ぶ
こんな形でブログ記事をUPする日が来るとは思っていなかった。
odessaさんがお亡くなりになったというお知らせが、親族の方からありました。まことに残念です。御冥福をお祈りいたします。葬儀の日程はまだ未定だそうです。
— 猪川小砂★STONE (@Panzerkeil) July 21, 2018
ドイツのオタクイベント「CONNICHI」のコーディネータであり、日本のオタクカルチャーの第一人者であった「おでっさ」こと後藤修一さんが、お亡くなりになったことが明らかになりました。
彼は桃井はるこの活動に感銘を受けた「モモイスト」であり、2007年にドイツ・カッセルで開催されたオタクイベント「コンニチ」に、ゲストアーティストとして桃井はるこを招聘した中心人物でもありました。
その後は1ファンとして桃井現場に参戦することも度々ありましたが、近年は高齢ゆえの足腰の衰えからか、自宅療養の日々を過ごされていた様子。
亡くなられた状況は不明ですが、死の直前までSNSの更新を続けられており、御本人にも突然だったであろうことが伺えます。
ボク個人としても、渡独の際にお世話になったことを始め、ヲタクとして大変仲良くさせていただきました。素敵な最年長?モモイストでした。
色々と道半ばでしたでしょうに。何ともやるせない。
後藤さん、お疲れ様でした。ゆっくりお休みください。
マリちゃんと、末永く幸せに。
乾杯。
【新春コラム】家元が選ぶ 2016年ベストライブ賞 〜2.5次元コンテンツの『MIRAI』〜
新年あけましておめでとうございます。
本年も家元ブログを宜しくお願い申し上げます。
年明け最初の記事は『2016 めろん(家元)ライブ賞』について。
↑の動画内でも熱く語らせていただいてますが、持ち時間中ずっと、くるくる氏から「めんどくさい」「早く終われよ」的なプレッシャーを感じていたため、思っていたことの半分も語ることができませんでした。なので、今回この場を借りて補足解説をしたいと思います。
本記事は一部、動画のネタバレになりますが、くるくる氏の賞はナイショにしますので勘弁。
【2016ベストライブ賞】
・μ’s Final LoveLive! 〜μ’sic Forever♪♪♪♪♪♪♪♪♪〜
【試聴動画】ラブライブ!μ’s Final LoveLive!~μ’sic Forever♪♪♪♪♪♪♪♪♪~ Blu-ray/DVD
受賞の最大の理由は「2.5次元の到達点」を体感できたこと。
すなわち、演者とそのキャラクターが融合して、あたかもステージ上に完全にキャラクターが存在している様に見える瞬間が、公演中に何度もあったこと。それが特定の演者だけでなく、すべての演者で同じように感じられたこと。
あのときステージに居たのは演者9人だけではなかった。穂乃果たちアニメ内のキャラクターたち9人もまた、ステージ上に確かに召喚されていたのだ。
僕にはそう思えたし、検索してみると、どうやらそう感じた人は大勢居たようだ。
これまで数多くのライブに参加してきたが、こうした感覚 ー演者とキャラがステージ上で重なって思えるー に陥ったことは殆ど無かったように思う。
ちょっと過去を振り返ってみる。
2.5次元という言葉は最近になって使われるようになった言葉であるが、「ゲームやアニメからキャラクターを具現化しよう」とする試み自体は、かなり前から模索されていた。ちょっと例を挙げても、セーラームーンの舞台やSMAPの聖闘士星矢など、黎明期のチャレンジはいくつもある。
成功例の一つが「サクラ大戦」だろう。キャラクターのCVを担当する声優が、そのまま舞台上でもキャラクターを演じるというフォーマットで好評を博した。初演の1997年以降、公演は近年に至るまで連綿と続けられている。
モモイスト的には、モモーイについても触れておかねばなるまい。2002年に『ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて』がオンエアされた際には、小麦ちゃんに扮してメディアに露出するモモーイの姿を見ることが出来た。
そもそも小麦ちゃんのキャラクター自体が桃井はるこをモチーフにデザインされたものだ、という特異な成り立ちを持つだけに、彼女自身もライブやインストアイベントなどでは積極的に小麦ちゃんのコスプレで出演している。これも今の分類なら「2.5次元」と言われて何ら不思議ではない。
しかし幾ら「舞台にいるのは桃井じゃなくて小麦ちゃんなので、その体で見てください」と言われても、こちらがそれに乗れるかどうかは別の話。
2.5次元に理解のなかった僕はこの頃、モモーイの小麦コスを見ても「桃井さんコスプレお疲れ様です、声優さんって大変ですね」としか思うことが出来なかった。
同じ頃にはミュージカル・テニスの王子様の公演が始まっている。
しかし僕はこれについても、ニコニコ動画に上がっていた空耳動画を眺めてニヤニヤしながら「役者さんも大変だよね」と冷淡に呟やくに留まった。
僕の心のなかで、はっきり潮目が変わったのは、あの「2.5次元ミュージカル」を鑑賞してから。
舞台 『弱虫ペダル』 インターハイ篇 The Second Order
モモーイが劇中歌を歌っているから、という理由だけで何となく観に行った舞台だったが、観劇後には「2.5次元」に対する認識が根底から覆された。役者のコスプレ衣装とかは全く気にならない。舞台上で総北・箱学のメンバーががむしゃらに競技に取り組む姿を目の当たりにし、揶揄したり小馬鹿にするような思いは吹き飛んできた。
LIVING ADV 「Steins;Gate」 舞台版 OP
キャスト発表時、ネット上に「コスプレ感」対する嘲笑が溢れた舞台版『シュタインズ・ゲート』。僕は弱虫ペダルを観た経験を踏まえ「始まれば評価は絶対覆る」と確信して観に行った。結果、舞台上に再現されたラボと「人工衛星」、そこで繰り広げられるラボメンの物語は、まさにシュタインズ・ゲートそのもの。岡部が、牧瀬が、ラボメンの皆が、確かに舞台上に存在したように感じられた。
一方、僕が舞台ではなく、ライブで「2.5次元」を感じたのは、ラブライブが最初ではない。いつのライブかは記憶が朧げだが、アイドルマスターのライブでミンゴスこと今井麻美がソロ曲を「絶唱」したとき、何となく「千早だ」と感じたことを覚えている。
アイドルマスター、特に本体ALL STARS組については、少なくとも最近まで、キャラクターとの同一性については、コンテンツサイドもそれほど拘りが無かったのではないかと思っている。各々の演者が、ステージ上でキャラを演じよう、という積極性はあまり感じられなかった。
ただし個人的にミンゴスだけは別。彼女は千早そのものだと思う。ステージに居るときのミンゴスは千早が憑依しているのでないだろうか。
TVアニメ版アイドルマスターの名シーンを再現したかのような「約束」。僕はこの現場には居なかったが、動画からでもこのシーンには「降りてきている」のが伝わる。
西武プリンスドームで行われた10th Aniv.ライブ。極めて歌唱難易度の高い楽曲に真正面からたたかいを挑み絶唱するミンゴス。その姿に圧倒されたプロデューサーたちは、楽曲の終盤、立ち込めるスモークの中に、如月千早の影を見た。
「千早降臨」と今でも語り草の、10th屈指の名シーン。
というような紆余曲折を経て、2.5次元コンテンツに慣れ親しんだ上で僕が臨んだμ’sのファイナルライブ。果たしてライブの終盤には前述の通り「演者とキャラが同じステージに居るように」錯覚を覚えてしまった。
ライブの感想は主観だから「そんなふうには見えなかった」という人が居ても全然おかしくない。昔の僕がそうだったし、そもそも僕だってそう見てやろうと思って意気込んでいたわけではない。「図らずも、思いがけず」そう見えたという感じだ。
だからこれは、僕にとっては望外の「ご褒美」だ。普通にライブを見るだけでも十分楽しいのに、加えてキャラクターの存在までを感じることが出来たのだから。
さらに言えば、僕が今後2.5次元コンテンツを楽しむ上で、新たな基準、ものさしとなるライブだったようにも思う。僕はこの日、2.5次元コンテンツの一つの理想形、完成形を見た。ゆえに今後同種のコンテンツを楽しむにあたっては、意識的にせよ無意識的にせよ、どうしてもあの体験と比較してしまうことは避けられない気がする。
そういう意味でも、色々と衝撃的でエポックなライブだった。
ま、長々と小難しく書いてきたことを要約すれば、単に、
「キャラクターが幻視できちゃうぐらいハマって楽しんだライブでした」
というだけのことだけれど(苦笑)
というように紆余曲折を経て、すっかり2.5次元への抵抗感を無くした家元さん。
ところで今、仮にモモーイが小麦ちゃんコスでステージに登場したとして、僕は彼女を小麦として見れるだろうか・・・。
うーん、、、
アニスとかフェイリスのコスを見ると、ワンチャン行けるんじゃないかな?
【今後の2.5次元ライブ展望】
先輩が偉大すぎて苦労気味の?Aqoursもついにファーストライブが迫ってきました。
【PV】TVアニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」Blu-ray PV(Aqours 1st LIVEに行こう!編)
ステージング自体はもう本家顔負け、懸念は経験値だけという状態です。2.5次元的展開に必須な、物語の積み重ねが決定的に不足していて、声優陣の人気と楽曲の魅力でどこまで補えるか。とにもかくにもファーストライブ次第。
『THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 3rdLIVE シンデレラの舞踏会 -』PV Part1
アイマス本体と異なり、ライブ演出の方向性を明らかに2.5次元に振っているデレマス。4thでは徹底されたアニメ準拠の舞台演出に、感涙するプロデューサーが続出した模様。
5thツアーでもその路線は踏襲されることでしょう。まだまだCVの決まっていない(声のない)アイドルもたくさん居ますし、プロデューサーにとっては忙しい日々が続きそう。
・WUGちゃん
驚きの新体制でフェーズ2に移行。キャラデザ変更や新キャラオーディションなど色々騒がれていますが、オリジナルメンバーは新章も継続とのことなので一安心。モモーイも曲提供で一枚噛むみたいなので、注目していきましょう。
・秋元康のアレ
AKB0048で懲りてなかった秋元康が2.5次元に再参入。プレスリリースを何回読んでも「どこか勘違いしているのでは?」との印象が拭えない。正直このキービジュアルだけでは何とも・・・。お手並み拝見ですかねぇ。
個人的に他に注目しているのは、アイドル事変ですが、、、スマホゲーがアレな出来なこともあり雲行きがアヤシイ現状。
あとポッピンQが続編つくる気満々なのに興行成績が散々で、これどうすんのよ(汗)
という感じで百花繚乱、群雄割拠な2.5次元コンテンツ。今年もがっつり楽しませて貰おうと思います。はたして、μ’s並に楽しませてくれるコンテンツは出てくるかな?
【ネタ記事】輝け!2016 家元ゴールデンイエデミー賞
2016年もお世話になりました。
今年は夏にモモーイのセルフカバーアルバム発売などもあったので、ブログ更新頻度は2015年よりは多くなりました。それでも月一ペース以下で申し訳ありません(汗)
そんな辺境のブログに足をお運びの皆さん、いつもありがとうございます。
年末はコミケの2日目にサークル参加をしております。
【告知】C91新刊『ヲタ芸ファイター鷹丸』『さよなら赤帽先生』30日東ホールR-57b『asopaso.com』にて頒布予定です。宜しければ是非お立ち寄りください。 pic.twitter.com/HaGmygjag6
— 家元☆C91−金東R57b (@E_A_moto_update) 2016年12月27日
コミケの後は品川に移動して年内ラストのモモイベに参加予定。お会いする皆さん、よろしくお願いいたしますm(_ _)m
さて例年、年末年始恒例の『くるくるレコード大賞』の場にて、家元的なレコード大賞、ベストライブ賞を発表させていただいております。
上の動画は下半期のエントリーで、大賞の発表は年明けに公開する動画をお待ちいただくことになりますが、今回はそれに先駆けて、家元的な今年『賞をあげたい諸々』を発表させていただきたいと思います。年末年始の暇つぶし、待機列の読み物としておつきあいください(?)
【2016ベスト映画賞】
軽い気持ちで観に行って度肝を抜かれた、今年度どころか日本映画史に残る空前の一作。
戦争の渦中で「日常」を続けなければならない人々。ライフハック的な生活のTIPSを淡々と描きながらも、根底には暗く激しい時代の濁流が怒涛のごとく流れている。このバランス感覚には舌を巻く。
原作者も監督もリアルには戦争を知らない世代。ゆえに戦争の悲惨さ凄惨さに関する描写はどうしても甘くなる。しかし本作はそれを逆手に取り、視点を田舎の庶民にすることで、当時の世俗描写を徹底的に突き詰める方向でリアルさを追求した。
これが大資本、大配給会社の作品であったなら、もっとキャッチーでセンセーショナルな戦争描写を盛り込まざるを得なくなり、作品の手触りが違うものになっていただろう。そういう意味ではインディーズ的に小さな制作体制であったことは、良い方向に働いたと考えて良いと思う。
「火垂るの墓」がトラウマになっている人にこそ観て欲しい。オススメです。
【2016ワースト映画賞】
・劇場版艦これ
作品単体の出来は悪くない。いやエンタメとしてみれば及第点は上げても良いと思う。突っ込みどころというか「もう少し何とかならなかったのか」的なポイントはあるものの、「金返せ」的な駄作ではない。
では何がワーストなのか。それは単に
・いくらなんでもTVアニメの尻拭いすぎる
ことに尽きる。
TVアニメ版はゲームの設定を中途半端に描写した挙句、肝心の敵である『深海棲艦』の正体や狙いについては触れないまま、
「みんなでわるいやつをやっつけたけど、ごうちんしたかんむすはかえってきませんでした」
という、腰の引けた上に後味の最悪な結末にしてしまった。
今回の劇場版はその「描かずに逃げた」深海棲艦の正体について、やっと描写がされている。こんなのTVアニメ版の1クールで十分描ききれる内容だ。TV版で敵の正体に触れなかったのは、ゲーム版では意図的に描写せず曖昧にしている事柄が、アニメで描くことで公式化してしまうことへの恐れがあったのだろう。
僕は映画ではもっとスケールの大きな艦隊戦や、劇場版オリジナルのラスボスやらとのバトルを観たかったのだ。こんなアニメで積み残したOVAのような内容のアニメが観たかったわけではないのだ。
あとこの映画に限らないけど、せっかくのクライマックスを、勝った負けたの明確なカタルシスにせず、敵味方の戦いが精神世界の対話的に、なんとなく雰囲気で収まっちゃうパターン。いい加減陳腐だから止めたほうが良いと思います。
【2016ベストライブ賞】
→年明けに発表します
【2016ワーストライブ賞】
・アニメロサマーライブ
"PASSION RIDERS" Animelo Summer Live 2016 刻-TOKI-
アニソンフェス群雄割拠のなか、旧態依然のフォーマットが陳腐化するさまを、まざまざと見せつけられた3日間。
左団扇で3日間満員御礼、という夢はもう見ないほうが良い。
良席を確保するためのコストが割高(月額会員+円盤購入+チケット代)でヘビーな箱推しユーザーを狙ってる割に、出演者ラインナップはヘビーユーザーには馴染みの薄い若手中心という、何ともチグハグなビジネスモデルの弊害がモロに出たのが、金曜日ガラガラという惨状だったのではないか。
あと、こうしたフェスの中では度を越して運営がナルシスティックなのもどうか。アニソンの素晴らしさを伝えたいのは分かる。分かるが、もう少し控えめで良いだろう。ポエミーな呟きは観客だけで十分。唯一評価できるのは今年のテーマソング。ジェネA以来の良曲で久し振りに高まった。
来年も3Days開催が決定したそうで、お手並み拝見したいと思います。
【2016家元レコード大賞】
→年明けに発表します
ということで、年内の更新はこれでラスト。来年もこんな感じの更新頻度になりそうですが、細々とやっていきますのでよろしくお願いいたします。
良いお年を!
【モモーイ出演ライブ】『東京アイドル劇場PREMIUM』チケット発売中
www.premium.tokyoidolgekijo.com
今年の桃イベは12月アタマのせーけん放送で納めかな、と思っていた所で、やっぱり?あったイベ納め。12月30日に品川で開催される『東京アイドル劇場プレミアム』なるイベントに、モモーイが参加することが発表されました。
一つのライブ会場で、一組づつ単独ライブ形式でライブが行われるというのは、なんとなく羽田空港で行われたHAFの形式に近く感じますね。
モモーイの出演時間は18:30からの45分間。持ち時間的にはMCコミで8曲分くらいでしょうか。その分?チケット代金は2000円と、かなりお安くなってます。
チケット販売は電子チケットをスマホの専用ソフトにダウンロードする方式なのでご注意を。(もともとDMMアカウントを所持している人なら、大した手間ではありません)
いちおうスマホが無くてもチケットは購入できますが、運営とメールのやり取りが必要な模様。若干面倒ですね。当日券は窓口販売の模様ですので、そちらを狙うのもアリ。椅子ありキャパ450人なので、チケット自体は急がずとも余裕がありそうです。
またこの日は、有明で『コミックマーケット91』が開催されています。2日目参加組ならちょっと足を伸ばすだけで品川ですよ。閉会後から移動しても十分余裕ありますね。
ということで、モモーイの2016年歌い納め、皆で盛り上がろうではありませんか。僕もコミケ終わりに参加する予定です。
アニサマ2016参戦雑感〜さよならanimeloLIVE!〜
2016年の夏が終わりました。
今年もアニサマには3日間通して参加し、さしたる不満も無く堪能したことは間違いありません。初日はデレマスのトリで涙を拭い、二日目はA応Pの初舞台に涙を拭い、3日目はオーラスAngelaの圧倒的なステージに涙を拭ったのでした。
3日目終演後のスクリーンでは、アニサマ2017開催決定!が発表されたものの、具体的な日程までは明かされず。
ハコの調整が進んでいないのか、それとも別の要因か。
仮に来年の開催日程・日数が未定なのだとしたら、僕から運営に向けて提言したいことがあります。
「勇気を持って2日間開催に戻しましょう」
単に「金曜の動員が不安要素だから」という意味だけでなく、
「広げた風呂敷に見合う中身が詰まっていない」
「客が投資した金額に見合う体験を提供できていない」
という、アニサマ3日間を通底する問題を解消するためには、3日間という重たい興行は一旦捨てて、コンパクトな興行に戻すべきだと思うのです。
具体的に説明します。
一つ目。広げた風呂敷に見合う中身が詰まってない、という点。
アニサマ3日間、出演者数は総勢66組。
数だけ見ればまさしく、世界最大規模のアニソンイベントと呼べそうです。
ですがその実態は?
出演者リストを精査すると、出演者66組のうち、半分が女性声優アーティスト、orグループという現状が浮き彫りになります。実際アニソンシーンがそういう情勢なのですから、人選の是非はこの際置いておきます。問題は彼女たちは「本当にアニサマに出演して然るべき水準なのか?人数合わせのため、あるいはレーベル枠の都合で出演しているだけではないのか?」という点。
これについては当のアニサマプロデューサー某氏が興味深い発言をしているので引用してみます。
「バンドリ」Poppin' Partyがアニサマのステージで演奏する=対バンはアニサマバンドやFLOWなんだよ、ということをまず最初に愛美さん、大塚紗英さん、西本りみさん、大橋彩香さん、伊藤彩沙さんにお伝えしました。そして実はアニサマだけのために何回か特訓を付けさせて頂いたんです
— さいとーぴー (@SaitoPPP) August 27, 2016
厳しいダメ出しも沢山してしまいましたが、悔しさを乗り越えられるだけの沢山の練習をして真剣にアニサマの舞台に臨んでくれたんだと思います。なので彼女たちのステージを観て嬉しさと感動を覚えました。
— さいとーぴー (@SaitoPPP) August 27, 2016
そして最高のミュージシャンからの賛辞ですhttps://t.co/ouV554nM21
美談的に聞こえますけどね。これは穿った見方をすれば「出演決定時点では人前に立つレベルではなかった」と言ってるのと変わらない。
出演者の頭数合わせに走った結果、手塩をかけないと人前に出せないようなクオリティのユニットまで、無理くり引っ張り出さないと行けない状態に至ったのが現状なのでは?
※実際のポピパのステージパフォーマンスは及第点だったと思います。へごは流石のスティック捌きだったし。他のメンバーは、、、。
これまでもそうした点は散見されていましたが、実力のある大御所アーティストの出演が減ったため、相対的に悪い面として、より浮き上がって見える感じがします。
で、3日間で薄まってるのであれば、2日間に凝縮することで「中身スカスカ感」は解消できるのではないか?というのが、提案の理由ひとつめ。
もうひとつは「投資した金額に見合う体験を提供できていない」こと。
誰に対して?といえば、これはもう「重課金者」ことanimeloLIVE!会員に尽きます。
今、animeloLIVE!の長期会員の資格を持ってる人は、恐らくサイト開設初期からの会員と思われます。
そもそもの話、水樹奈々を広告塔にして「アニサマの良席がゲットできる」と会員を釣っておきながら、いざ実際のアニサマには水樹奈々が出ない、という時点で企業モラル的にどうなんだ?優良誤認じゃないのか?と思わなくもないですが、ひとまずそこは置いておきましょう(笑)
彼らは月額1,100円(コンテンツの乏しいサイトにしては法外な価格なのは言うまでもない)を支払い、アニサマのパッケージを購入し、チケットの代金も勿論支払っています。額面1万円のチケットを購入するために3万円を遣うことを厭わない人々です。
彼らの特徴はズバリ「箱推し」です。
どんな出演者が来ようが、とりあえずチケットは押さえる。特定の演者ではなく、アニサマ自体のファン。チケットがどれだけ高額であろうが、それに見合うだけの一定以上の体験がもたらされると信じてる層です。
こうした層に対して、昨今の急激に若返りを図ったアニサマはきちんと訴求できているのでしょうか。前述のように日程ごとのバリューが薄まったアニサマは、彼らの心を掴み続けているのでしょうか。
僕の考えでは「否」です。
現在のアニサマには、3日間フル参戦するようなヘビーユーザーを満足させられる程の魅力はないと思います。歴戦のアニサマファンからも「来年はどうしようかな〜」なんて声が漏れ聞こえる始末ですから。ではどうするか。
ベテラン出演者を呼び戻すのが、一番手っ取り早い手段では有るのですが、世代交代を標榜する現在のアニサマには何とも格好が悪く、却ってブランディング面でマイナスになりかねません。
ここでもやはり、日数を2日間に凝縮して、出演アーティストを厳選し絞り込むことで、アニサマ自体のプレミアム感を再訴求することが有効と考えます。箱推し勢を手放すと戻ってこないと思ったほうが良い。早めに手を打つべきです。
とりあえず二つに絞って書いてみました。
他にも、「いくらなんでも公演時間長過ぎ問題」とか、「警備員高圧的な態度杉問題」とか、色々と語りたいことはあるんですが、今日はこのくらいで。
ちなみに家元は、animeloLIVE!会員を脱会しました。
さようなら、animeloLIVE!
来年のアニサマは、興味を持てた日だけ参加することにします。