『初めてのライブハウスに行ってみた!』ツアー(仮)@岐阜 レポ


桃井はるこの全国ツアー、最終目的地は岐阜!家元は当初全箇所コンプを目指していましたが、仕事の都合で名阪をやむなく回避orz せめて最終公演の岐阜だけは…の願いが通じ?無事参戦となりました。朝6:30東京発のN700系のぞみで、一路名古屋へ。お弁当は色々悩んだ挙げ句、この『東京弁当』にしました。叙々苑弁当は売って無く、チキン弁当は食傷気味だったもので。決してどこかの誰かに影響を受けた訳ではありません。煮物美味いよ煮物。



名古屋から在来線(東海道線)で岐阜へ移動。人生で初めての訪問でしたが、岐阜って名古屋からかなり近いのね。今回のツアーは実質名古屋2公演だった、と言っても過言ではないかも。到着したのは10時ちょっと過ぎ。ぶっちゃけ当てが何もないため、アーケードをライブハウスに向けて進軍。

すると、中京圏ヲタショップの雄、ペーパームーン岐阜店を発見。モモーイもかつて、大須店でイベントを行ったことがありましたね。

サイリューム有ります』の張り紙に釣られ、ふらふらと店内へ。不足気味だった光り物をここで補充。今日こそはきっと歌うだろう!と予想した『Thunder Shot!』用に、アルティメット高輝度イエローも調達完了。

さらに歩くこと5分、ここが本日のライブ会場『Club G』。到着時は当日券待ちの男性が一人だけの状態。スタッフすら居ませんw いよいよ手持ち無沙汰なので、近隣を散策。ゲーセンに入って暇を潰していたら、同じように暇を持て余したモモイスト達と続々合流w

コインロッカーは用意がないとのことでしたが、近隣の商業ビル内にコインロッカーを発見したこともあり、荷物面では苦労なし。

【13:00】ぶらぶらして会場前に戻ってみたら、既に物販がスタートしてました。しかし遠征組が多いからか、人影はまばら。とりあえずコールチーム本隊が到着する前に、手持ちのコール本を配り始めてみる。しかしツアーも終盤ということで、皆さんお持ちのご様子。ホント、お手にとって頂いてありがとうございます。



フラスタも続々到着。最終公演だけに豪華ですね。
コール本チームの本隊が到着したので、家元は食事の為離脱…したのですが、この時間からガッツリ食事をしたらライブのトンドルに支障が出ると考えて、結局何も食べずにとんぼ返り。今回は勝手の違う土地で時間配分に失敗してしまいました。ちょっと反省。


【14:00】戻ってみたら大勢のファンがライブハウス前に集結していて、軽く驚きました。さすが名古屋近郊という感じで、およそ200〜250名くらいは居たのかな?FCだけで130以上、僕が直前に買ったチケットが最後尾付近で、Lの90番台でした。これだけの人数がこの狭そうなライブハウスに押し込まれたら…と、すし詰め状態を想像して軽くビビる(;^ω^)

しかし、一歩会場に入るとそこは広大なライブ空間!間口が狭いだけで中は広々。これは嬉しい誤算というか、最後尾入場なのに最前まで余裕で泳げちゃったんですけど(;^ω^)キャパ600の触れ込みにも納得。というわけで家元は最前…よりちょっと後ろ、ステージ向かって右寄りのポジションでの鑑賞となりました。


【15:00】定刻通りライブスタート!今回のセトリは各公演ごとに違うため、最初の曲から何が来るか油断できない。果たして最初の曲は…?以下、例によってセトリ&要約したMCを掲載。これまでネタバレに配慮してツアーセトリは公開していませんでしたが、もう最後だし、良いよね?

1.Wonder MOMO-i -World Tour Version-

岐阜の皆さん初めまして!桃井はるこです!何か初めての会場とは思えない盛り上がりで、ありがとうございます。社長の皆さん、最終目的地の岐阜に到着しました!何かワンダーモモーイを最初にやると、もう終わりのような変な達成感がありますねw 名古屋から岐阜って意外と近くてびっくりしました。

2.Kiss! Kiss! Kiss!


3.勝利の女ネ申☆


モモーイ早くも号泣モード。確かにコールは揃ってるし、ブルー一斉点灯状態でしたが、こんなに早く感涙するとはこちらが予想外(;^ω^)

泣いちゃってスミマセン…すごく嬉しかった。思いが伝わってきました。既に来られて良かった感w …気を取り直して頑張ります。すでにメイクも全部落ちてますがw

4.恋のレシピ


5.E.S.P.〜Thanks to Mamichan〜

岐阜と言えば…「はるこ☆UPDATE」のはるこ役、高山紗希ちゃんが岐阜出身でしたね。あと、私の父が岐阜出身。母は新潟なので、ツアー開幕が新潟でラストが岐阜というのは不思議な何かを感じますね。

6.Mail Me

『Mail me』はCDデビュー曲だったんですけど、PVは絶対秋葉原で撮って欲しいと思ったので、当時アキバ駅前にあった空き地などで撮影した。当時は路上パフォーマーもほとんどいなかったし、撮影していても別に咎められなかった。大らかな時代だったんです。…空き地といえば、私の父が子供の頃、空き地で野球をしていたときに落雷を受け(奇跡的に無傷)その後なぜか頭が良くなったそうw

7.☆自演乙☆ソング2 〜世界編〜


8.The wall 〜越えられない壁〜


この曲のフレーズ「雷が落ちても変わらない〜」は、前述のお父さんのエピソードから来ているのですね。最後の「さよならを言わなくちゃ」のところでモモーイが苦笑いをしながら歌っているから、何事かと思ったら、繰り返しの回数をフリップで出している人が居たのでした。何でも大阪の公演で、モモーイはラストの繰り返し回数を指折り数えながら歌っている、というMCがあったとのこと。そんなのやってたんだ(;^ω^)つーか、ドラムのフィルが合図になってるから、数えなくても分かると思うんだけどw

ちゃんと数が数えられるモモーイですw 『IVY』というアルバムは、作るのに悩みまくった。タイアップなどの制約が無くて、自分が表現したいものって何だろうと思ったら、暗い曲しか出てこないw 色々自問自答したけれど、私は一歩先を行かなきゃ、どんどん提案しなきゃという結論に達したので、思い切って挑戦的な曲を入れてみました。そしたら凄く評判が良くて、みなさんに色々と教えられた気がします。


9.永遠のオルスバン

本当にありがとう。みんな元々の私の知り合いじゃないのにw でも私の曲をすごく聴いて下さってる人は、誰より私の内面を知っていると思うんですよね。私は常々「この曲が聴いてる人のテーマソングになるように」と思って曲作りしています。…「永遠のオルスバン」がテーマな人ってすっごく暗いと思いますけどw 次は私の曲のなかで意外と少ないかも?な、結婚式に歌える系の曲です。

10.今、あなたが好き

結婚式にこの曲をかけたというカップルの方は、新婚当時を思い出して欲しいですねw(ここでショルキーを装備。会場からの「そんな装備で大丈夫か?」のヤジに…)大丈夫だ、問題ないw だってこのショルキー、一番いいやつだもん。

11.Adolescence -rainy Taipei version-


12.Cue!


イントロで会場騒然!久しぶり過ぎてコール忘れてないか心配だったけど、裏口上含めてバッチリでしたw

13.VIDEO KILLED THE RADIO STAR


続いても国内ライブでは超久々な『VIDEO KILLED〜』

ラジオ繋がりでしたね。『Cue!』は久々に歌ったな〜。ビデオはラジオスターを殺しましたけど、今だと何だろう。『ニコニコスター』『チューブスター』?そんな中でも、今私はライブをやるのが楽しくて仕方ない。21世紀が凝縮されたような、音源入りショルダーキーボードを持って、自分の作った歌を歌えるなんて、改めて夢が叶った感じがします。

14.music as muse


15.Break down,Break dance!

何か、初めてのライブハウスなのに、帰ってきたような不思議な感覚ですね。何とも言葉にならないので次の曲に行きたいと思います。みんなモモーイと通じ合ってくれますか〜?…と言う流れで次はこの曲なんですよねw

16.ナイト・で・ないと


ここからフロア大爆発!の跳び曲打ち曲連打。この猛攻はさすがモモーイ

17.SWEET☆CANDY


18.天空のスプライト


モモーイの打ち曲宣言のおかげでwすっかり打ち曲になった『天プラ』。IVY効果でフロアの緑率もかなりのものでした。

実は…次で最後の曲です。(今来たばっかり〜)すっごい揃ってるw初めてのライブハウスなのにw ツアーの最後、良い締めのライブに出来ました。気持ちが通じ合ってる気がします。ありがとう。おもしろてやがてかなしきライブかな。後一曲と思うと寂しいけど、また帰ってきます。最後の曲です、みんな気持ちをぶつけて来て!全部受け止めるから!

19.IVY 〜アイビー〜


猛然と緑に染まるライブ会場!この緑の輝きは、モモーイからのメッセージをしっかり受け止めたモモイスト達からの、モモーイへの「お返し」だと思う。『勝利の女ネ申☆』といい、この『IVY』といい、いやはや、スゴイ曲に育ったものです。


【アンコール】


アンコールしなくても勝手に出てくるんじゃないか、と言うくらい超っ早で戻ってきたモモーイ。もちろん次のスケジュールが押している(LIVE 5pb.2010出演)ことは周知の事実。でも正直慌ただしかった(;^ω^)

アンコール本当にありがとう!早すぎ?ツアーもファイナルということで、終わってしまいましたが…あっと言う間過ぎて、もう一回廻りたいぐらいですよ。IVYと言う曲は、デジタルもアナログもどっちも良くて、大事なのは素直に正直に生きること、そういう生き方をしている人がちゃんと幸せになれるように、と思って作った曲で、今日のライブでそれを体現できた気がします。東京追加公演も決まりましたが、次のライブに向けて、みなさんから貰ったパワーを蓄えて頑張っていきたいと思います。マジで今日のことはずっと忘れないと思います(涙)最後だから泣いても良いかな?

ここでバンドメンバー呼び込み。時間が押しているため4人一緒に戻ってきました。そんなに時間ないんだ(;^ω^)

アンコールは何にしようか迷ったんですけど、やっぱりこの曲がみんなと気持ちが通じ合えるかな、と思って、急遽セトリを変更しました。みんな一緒に歌って下さい!

En1.LOVE.EXE


最後の最後でEXE締め(苦笑)結局コレなの?と一瞬思ったものの、ココの締めはこれで良いじゃん、と思い直してみたり(これについては後述)。曲名コール時のフロアの盛り上がりやUO大乱舞などを見て、みんなEXE大好きなんだね、と言うことを改めて認識。

【17:07】終演。ツアー最短の上演時間でしたが、内容が濃かったこともあり、それほど短くは感じませんでした。個人的には曲がりなりにもツアーファイナルだけに、ダブルアンコールも期待したいところでしたが…。ケツカッチンなら仕方ない。かくしてモモーイは新幹線でJCBホールにテレポート。4時間遅れのダブルアンコールとばかりに、『悠遠のアミュレット』を熱唱した…ってことで良いのかな?


【総括】
毎回セットリストに変更をかけてきた今回のツアーですが、岐阜に関しては曲被りがあったこともあり、正直サプライズ感というものは薄い印象でした。それでもレア曲の仲間入りが惜しい『Cue!』や『天空のスプライト』を歌ってくれたので、個人的な満足度はかなりのもの。最後のEXE締めですが、変更前のセトリではアンコールは『2001年のゲーム・キッス』だったそう。これはこれで凄く聴きたかったけれど、中京・関西圏でEXEを一度も歌わないのでは、地方ファンは物足りないだろうし、5カ所の公演中一度くらいはEXE締めがあっても何の問題もないだろう、というのが僕の意見。なのでこのEXEは「アリ」。実際凄く盛り上がったし、僕も「久しぶりにEXEで高まった」。(このEXEをライブツアー全体の締め、として考える必要はないと思ってます。あくまで岐阜公演を単体として見ての意見であることに留意)


全体を通したツアーの感想ですが、開幕曲を固定しない、会場ごとのサプライズ曲満載、強力に浸透し盛り上がるアルバム曲、アンコールは日替わりで用意と、かつてない充実したライブツアーだったように思います。本当に、全箇所参加できなかったことが心残りで仕方ない。ツアーでこんな感情になったの、初めてじゃないだろうか? それくらい参加できた人を羨ましがり、参加できた喜びを存分に感じることが出来ました。心残りは結局『Thunder Shot!』を一回も聴くことが出来なかったこと。一カ所ぐらい歌ってくれても良かったのにw その他にも『へん、しつ。』のアルバム曲がほとんど歌われてないとか、『ルミカ』『Feel So Easy!』などの隠れた?名曲に陽が当たらなかったことなど、粗を探せば枚挙に暇がないですが、まあ贅沢ですねw 追加公演@品川ステラボールが今から非常に楽しみです。




おまけ:翌日に名古屋大須で食べた台湾ラーメン。辛くてキツかった(;^ω^)