『デルタポップスペシャル☆２』レポ
DJイベントのレポは難しい。モモイストの立場としては当然、モモーイを中心にしたレポートになる訳ですが、そうすると全体の印象を伝える部分が弱くなってしまう。このブログを読みに来て下さる方の大半はモモイストなので、レポの力点はそこで間違いないとは思うけれど、個人的に「DJイベント」の楽しさを皆さんに伝えたい、という気持ちもあるので…。
などと悩みを抱えつつ、今回もレポを書いてみようと思います。
短期滞在ということで交通手段は飛行機一択。お昼過ぎのJALで福岡へフライト。せっかくなのでクラスJにアップグレードして、快適な空の旅でした。
福岡到着は14時半過ぎ。開演時間までは相当時間があったので、遠征モモイストと合流して薬院の餃子屋「テムジン」へ。このあとライブで体を動かすので軽めの食事で済ます筈が、あまりの美味に歯止めが利かなくなり…全員満腹注意報に（；^ω^）
【19:50】なんとか胃の内容物を消化した頃合いでライブハウス到着。この『薬院BEAT STATION』は西鉄の高架下という珍しい立地が特徴。外観→受付の雰囲気はフットサルのクラブハウスのようでした。
今回のライブメニュー。出演者のタイムテーブルが全く明かされておらず、モモーイの登場が何時か分かりません（；^ω^）とりあえずネットにて予約してあったチケットを購入してフロアへ。事前情報ではかなり狭い箱だと聴いていたのですが、入ってみると予想以上に大きくて驚嘆。消防法上のキャパシティは360人程度ですが、実際は500人くらいは余裕で入りそう。天井も高くて開放感ありまくり。高架下ってことを忘れちゃいます。フロアはバーで3等分に仕切られ、一番前がモッシュorトンドルゾーン、中盤がまったり鑑賞地帯、最後方がヲタ芸ゾーンといった色分け。前線はヲタ芸禁止、中盤は出演者によって打ち規制があったり無かったり。そして後方がはっちゃけゾーンという訳ですね。
【20:30】某中の人からの情報で、モモーイの出演時間が22:00からということが判明。それまではフロアで打ったり、まったりしたり。この日のDJは「曲はフルがけ」「似た傾向の曲を続ける」といった傾向でした。客側は「リューム・ライト少なめ」「MIXの打点が高いｗ」「打ち師率少なめ」と言った感じ。特に最前線はリュームの光がほとんど見られず。現地の方に話を聞いてみたら、どうやら九州のDJイベント（というかデルタポップ）ではサイリュームやUOは少数派なのだそう。個人的には視覚的な盛り上がりがちょっと足りなく感じたのですが、それは単に僕がサイリュームの無いライブに慣れていないからでしょう。ちなみに遠征モモイストの大多数は、打ち禁止を嫌って？後方に陣取っておりました。モモーイ登場の辺りでのフロア人数は、ざっくり150〜200名くらいだったかな？
【22:00】前節のDJさんの合図でミュージックスタート、そしてモモーイ登場。以下セットリストとMCなど（編集中）
1．さいごのろっく
開幕「さいごのろっく」！正直これは不意打ちでした。フロアの盛り上がりについてはちょっと心配でしたが、リュームが少ないだけでノリは問題なし。薬院のみなさん、こんばんわ！桃井はるこです！（統制が不発気味だったので、ステージからセルフ統制ｗ）実は私、今日が今年初ライブなんです。…そうだ、あけましておめでとうございます（笑）いやぁ、良いですね、こういう雰囲気。昔高校生の頃、クラブに行ってたんですけど…こういうこと言って大丈夫かなｗ（大丈夫だ、問題ない）そっか。その頃はクラブでアニソンなんてかかりませんでしたよ。今日はカラオケライブなんですが、milktubさんに対抗して、カラオケでもロックは出来るんだ！というところを見せたいと思います！
2．トンドルベイビー
この曲のコールがこんなに揃わない現場は久しぶりｗ それだけ桃井現場未体験の客が多かったということなんですが。3．勝利の女ネ申☆
青率はそれほど高くなく、でもサッカー応援風コールは浸透してる不思議。さっきツイッターを見てたら、会場の外で並んでて寒いってつぶやきがあったよ。それ書いた人居ますか〜？（以下客いじりの流れ）えっと続いては、今度『シュタインズ・ゲート』がアニメ化されるんですけど、私がやってるフェイリス・ニャンニャンのキャラクターソングを歌います。
4．Nyan☆Nyan☆Galaxy!
歌い込みが足りないのか、歌詞飛ばしまくりｗ しかしこちらもコールが不揃いの林檎達。どっちも修行が足りなかったということで（；^ω^）5．愛のメディスン 〜アニサマバージョン〜
イントロで「こっちはいつも歌ってるから、歌詞はだいじょうぶなんだぞい！」とか曰うモモーイに膝から崩れ落ちた(；´Д｀) そりゃそうですけどね。
6．KISS!KISS!KISS
これはシンプルな掛け合いだから初見の方でも安心。7．BAKA≒愛してる
久しぶりにktkr!例によって広々空間でスーパーエイサー発動。ほのぼの楽曲なのにこの日一番の運動量だった件。歌詞間違えすぎですよねー。でもこれがライブなんです！ライブバージョンってことで許して下さい。私こっち来てから福岡ほとんど観光してないんです。一蘭（ラーメン店）は行きましたけど（地元民喝采）次の曲は全然歌ってなかった曲で、どうしても歌いたかったので、無理矢理カラオケの音源を作って貰いました。
8．TOUGH BOY
そんなに久しぶりだっけ？と思ったけど、確かに生バンドライブ以外では聴かなかったかも。ロック指向な曲だからカラオケが無いのも納得。9．LOVE.EXE
そしてEXEはこのタイミング。後方はメリーゴーランドとかまあ、いつものノリｗ そして前方圧縮もUO乱舞も無い平和なEXE！すっごい違和感ｗ これが遠征公演の醍醐味ですね、分かります（・∀・）実は残り2曲なんですけど（え〜今来たばっかり〜）そうだ、告知的なものをしておかないと。実は今度新曲が出るんです。すっごく良い曲が出来たんで、次に福岡に来るときは、その曲もぜひ歌いたいと思います！
10．IVY 〜アイビー〜
11．オペラファンタジア
最後にオペラ！これは驚いた＆高まった！きっとファンクラブ忘年会でやたら盛り上がったのが、お気に召したご様子。これからもどんどん歌って欲しいです＾＾福岡のみんな、どうもありがとう！ライブはこのあともまだまだ続くんで、楽しんでいってね！桃井はるこでした〜
モモーイのターンはきっかり1時間で終了。でもサプライズ満載の11曲におよぶセットリスト、プラスしっかりMCあり、お客さんとのキャッチボールありで、福岡のファンの皆さんも十分満足されたんじゃないでしょうか。いつもの桃井現場らしいノリは無かったけど、僕も存分に楽しめました。つーか、久しぶりに体力搾り取られて、ヘトヘトになったよ(；´Д｀)
【23:00】モモーイのターンの後は再びDJタイム。終電の時間と重なったのか客の入れ替わりで一時フロアが閑散としてしまう。もっともこれは一旦休憩組も含めた話で、入退場自由のイベントだからこの辺りは仕方ない所。1時間ほどDJタイムが続いたところで、milktubの出番が0:30ということがようやく告知。フロアはmilktubファン、朝まで組、そして遠征モモイストという構成。
【0:45】時間押し押しでしたが、この時間ならもう関係ないですねｗということで、勇躍登場のmilktub。milktubはモッシュが激しいことで名を轟かせているので、家元的にはちょっとビビリつつｗフロア中盤あたりで観察気味に参戦。思ったほど激しくないな、これなら飛び込めるかも…とか考えながら、ふと2階回廊を見上げると…。
あからさまに怪しい、不審者パーカーで顔を隠した人物の姿が。
あまりにも分かりやすすぎるだろｗ何やってんですか桃井さん（；^ω^）というわけで、モモーイがステージに乱入することは読めてしまいましたｗB.G.M.Festivalの告知かな？あとはいつモモーイが出てくるか、ですが…。
ステージのBambooさんが唐突に「いちご、GO!GO!」と叫んだと思ったら、バンドも演奏を開始。これはもしかして、いや、もしかしなくても「アレ」ですね！と言う訳で一気にモッシュピットへなだれ込むモモイスト達ｗ そして、やっぱりモモーイ登場！からの「いちごGO!GO!」。これはレアもレア。モモーイのターンだけでも十分満足でしたが、そこにこのサプライズ！ホント遠征して良かった。
モモーイは最初に手にしたマイクが調子悪いらしく、Bambooさんが持っていたマイクを奪い取っての熱唱。しかしそのマイクは普通のマイクでは無かった。Bamboo氏特製、あの「TENGA」を外側に装着した通称「TENGAマイク」だったのです（；^ω^）
歌った後に恥ずかしくなったらしいモモーイは、このあと大照れでしたが、途中から開き直った様子ｗ かくしてモモーイは、おそらく世界で初めてTENGAを手に歌った女性シンガーとなりました。モモーイはBambooさんとB.G.M Festivalについて熱く語って撤収。お疲れ様でしたヽ(´ー｀)ノ
【2:00】milktubのターン終了。ほぼ初見、知ってる曲も『バカ・ゴー・ホーム』ぐらいの身でしたが、かなり楽しめました。『バカ』は後方集団に混じってガチ打ち。ええ、モッシュじゃなく。んで、さすがにもうサプライズはないだろうと判断し、数名で天神の屋台へ。ほとんどの屋台が3:00で店終いのなか、何とか開いていた屋台に滑り込む。ここが大当たり。おでんも餃子も博多ラーメンも大変美味しゅうございました(*´Д｀) 僕は体力と睡魔の限界を感じてここで撤収。みなさんお疲れ様でした。
DJパート全体の印象としては、キャッチーな曲とリズムに乗れる曲を織り交ぜてくる感じで、どちらかというと終始高まるというよりマッタリ風味でした（あくまで僕的に）。序盤、モモーイが出るまではガッツリ打ってやろうと意気込み過ぎ、肩すかしを喰らった印象でしたが、後半は流れを把握したので問題なし。現場のノリ的には、DJイベント常連とライブ系観客の融合があまりされていない状況のようで、正直現場系は少数派でした。それでも主宰側が「こういう曲ではPPPHですよ」とか解説を入れたりと、お互いを融合させようと促進していたことは印象的。何より「福岡をもっと盛り上げたい」という強い意志を感じました。今後の九州エリアのDJイベがどうなっていくのか、注目です。
おまけ。翌日の食べ歩きの模様。
天神の「大砲ラーメン」。店内を漂う独特の臭いは好き嫌い分かれるでしょうが…
ラーメンは非常に美味。軽く済ませるつもりが替え玉までしちゃいましたよ（；^ω^）
こんなメニューを見つけたら、そりゃあ、頼まざるを得ませんｗ ぷるるんとフレッシュでした。
