近藤夏子さんのライブに行ってきた


昨日は渋谷にて、とあるイベントに参加してきました。

PIA Debut Review vol.146 / @ぴあ

チケットぴあがセレクトした、デビューしたてのアーティストを集めた招待ライブ『PIA Debut Review』。今回の出演者は3組で、テクノポップ系のアイドル?「MIZCA」、実力派女性ボーカリスト「Manami」、そして僕が現在秘かに?推しているシンガー・ソングライターの「近藤夏子」。

ハマッた切っ掛けは昨年の暮れの話。地元のFMラジオでパワープレイされてたこの曲『リハーサル』が耳に引っかかって「おっ、何か良いな」と思ってネットを漁って発掘したのが、↑のPV映像。ド直球な歌詞の世界観や力強いボーカルも良いけど、なにより魅力的に見えたのがその「歌い方」。ロックな曲調に合わせて、ピアノを叩くように激しく弾く姿。ピアノを弾くのが楽しくて仕方がない!という思いが滲み出ていて、こういうエネルギッシュなライブ感が大好物な家元はすっかりやられてしまいました。それに、どことなくモモーイとイメージが被る部分もあるんですよね。
以来ずっとライブに行きたいなぁとは思いつつ、巡り合わせの悪さで機会を逃していたのですが…。今回マイミクのモモイストさんから願ってもないお誘いを頂き、ついに念願の!初・近藤夏子ライブ参戦となった訳であります。


O−Westでの完全招待ライブというと、モモイスト的に懐かしく思い出されるのが2007年の「TOKYO ASIA MUSIC MARKET」。あのイベントは実質、業界関係者向けのプレゼンテーションでしたが、この「PIA Debut Review」も、もしかしたらそういう側面があるのかも。
ドリンク代を500円払って会場に入ってみる。まあ、ものの見事に一般ピープルばかりw そりゃそうだ。アーティスト的にも客層的にも、ヲタ要素は皆無。そこに放り込まれたモモイスト4名は「逆カルチャーショック」状態(;^ω^)周りのお客さんはみんなオシャレで、汗をかく気が一切無いw まあ我々もその辺りは覚悟して「郷に入っては…」的な格好だった訳ですが。
そんなこんなで、定刻よりも15分ほど遅れて開演。折角なので3組のアーティスト、それぞれの感想など。

MIZCA

ダメよ(初回限定盤)(DVD付)

ダメよ(初回限定盤)(DVD付)

Mizca Official Website | Welcome

あからさまなPurfumeフォロアー(オートチューンボイス&テクノポップ)ですが、その辺の模倣系とはひと味も二味も違う実力派。サウンドは練り込まれているし、歌声もエフェクト無しで十分通用する上手さ。テイスト的にはこのまま「TOgether」に出演しても違和感ゼロだと思う。…あっちに投入されたら打ち師の餌食なんだろうなw 周囲の観客はほとんど棒立ち・やってもクラップ程度。どうしても盛り上がってるように見えないのですが、裏を返せば、如何に僕がヲタ系ライブに毒されているかを物語っていますね(;^ω^)


【Manami】

Yellow Stop

Yellow Stop

Manami | TOY'S FACTORY

一転して超実力派シンガー登場。激しいダンスとソウルフルなボーカルは率直に言って「凄い」。ファンの熱量を一番感じたのもこの「Manami」。同性からの黄色い声援がバンバン飛んでました。あと面白かったのがファンがMC中にかけた言葉。「Manamiマジヤバイ」「Manamiヤバすぎる」。何か知らんが妙にツボって受けてしまうw これは桃井現場で投入してみたいなー、うずうず。


桃井ヤバスギル。マジヤバイ。


近藤夏子

kondo natsuko - 近藤夏子オフィシャルサイト -

トリは近藤夏子。バンド+キーボード立ち弾きというスタイル。生ライブを観るのは初めてですが、PVよりも断然パワフルな印象。1曲目から客席をガンガン煽る(客側の反応はイマイチ…もちろんこれも「我々にしてみたら」の話ですがw)。もう自信満々というか、ライブが楽しくてしょうがないんだろうね。終始どや顔だしw

何と撮影規制無し!だったのでステージの模様をiPhoneで撮ってみました。所詮貧弱なカメラ機能なのでボケまくりで申し訳ないですが、ライブの感じは掴めるのではないかと。
PVなどを観て、彼女の魅力はライブパフォーマンスだろうと思っていましたが、それが正しいことを再確認。本人を生で拝見するのは初めてでしたが、想像以上に楽しめました。ハマるきっかけとなった「リハーサル」を生で聴けたのも嬉しかったし、それ以外の曲も…。次は彼女のワンマンライブに行ってみたい。彼女のファンしか存在しない現場ってどうなるんだろう?伝え聞く話では「タオル曲」もあるらしいし、もっと汗をかく現場なのかしら。気になります。


ということで、ものすごく久しぶりに「一般人向けのライブ」を堪能させて貰いました。クラップ一辺倒だとつい、OADやPPPHやケチャを入れたくなってしまう罠w 某打ち師さんの気持ちがちょっと分かったような気がします(・∀・)まあ僕はチキンなので「空気を変える」気は有りませんでしたが。
レコード会社がきちんと育成してデビューさせているだけあって、この日のアーティストのレベルは軒並み高かった印象。招待でタダ観出来ちゃったのが申し訳ないくらい。良いものを観させてもらいました。普段体験しているものとは全く逆のベクトルのライブでしたが、たまにはこういうのも良いですねw 
あと近藤夏子はこれからも推していきます。皆さんも良かったら聴いてみて下さい。きっとモモイストの琴線に触れると思うんだけどなあ。