非公認戦隊アキバレンジャーらいぶつあーふぁいなる〜中野へ大遠征!〜レポ

キャパ2200の箱にプレオーダー申し込みが8000通も殺到したということで
結果的に超プレミアイベントと化したこのアキバレンジャーイベント。
幸運にもチケットをゲットできたので、バッチリ参加してきました。

当日はフィギュアーツ「アキバレッド」「デカレッド」の発売日でもあったので、まずは秋葉原から巡回。




自由通路の展示を堪能しつつ、ヨドバシAkibaにて両アイテムをゲット。

こちらはソフマップのエスカレーター側面に展開されている巨大壁画。超圧巻。

モエモエズキューーンの展示はこちらでのみ観られます。
撮影用プロップではなく、おもちゃ版の試作品とのことですが、凄まじいクオリティ。
既に家元は予約済みですが、複数欲しくなってしまった罠。
こんなに物欲を刺激されるなんて仮面ライダー響鬼以来だぜ(;^ω^)

さてさて、物販開始は15時半との情報だったので、
中野には15時過ぎに到着。
すると…

なんかスゲエ並んでるんですけど(;^ω^)

とりあえず物販列の最後尾に並んでみる。
あれだ、コミケの企業列に並んでるみたいな感じ。長蛇の列が折り返しながらひたすら続く。
こんなのどう考えても1時間で捌けるわけがないw
気分は既にダメ元。ダメじゃなーいーさー♪

結局、僕の番が来る前に開演前物販は終了。
すでにジャンパーとかタオルなど、いくつか売り切れ商品が出ていたみたいですが、
一番のお目当てのパンフレットはまだ在庫があったようで、ほっと一安心。

会場列でコール表が配られてて驚いた(;・∀・)


わざわざ書かなくてもいいことだと思うけど、やっぱり書いておこう。
今回のコール表には、僕は一切関与していません。

会場で何人かの方に「今回もお疲れ様でした」的なねぎらいの言葉を頂いたのですが、そのたびに
「いや、実は…(;^ω^)」的な説明をすることになったため、
この場を借りて一言お断りをしておきます。

個人的には、今回の中野ライブではコール表を配らないほうが良いと思ってました。
理由は色々あって、
モモーイが主役のイベントではない
・歌がメインのイベントでもない
・客層がライブ慣れしていない
・東映って著作権厳しいけど、許可貰えるの?←ここが一番重要
他にもあるけど、まあこういう懸念があるときは、やらない方が無難というのが、僕の持論だったりします。

配った方の立場にしてみれば、上の理由は消極的、日和って見えるだろうし、
だったら俺がやってやる!という気持ちも分からなくはない。
熱意があれば突破できる瑣末な問題なのかも知れません。

この辺りは考え方の違いとしか言いようがない。

まあ、結果的には何も問題なかったようですし?良かったんだろうとは思いますが。
(シャチークの面は超GJだと思いますよw)
コールが配られている最中はもうヒヤヒヤしっぱなしでした(;^ω^)
どこからか「八手三郎」が飛んでくるんじゃないか、とね。


さてさて。
開場時間の17時を過ぎても、一向に開場する気配がありません。
これは大幅に開演が押す予感。
結局17時30分ごろにようやく開場。
「開演は定刻通りの予定なので、お早めに入場ください」とかおいおい(;^ω^)
入場待機列が捌けた辺りでのろのろと入場。だいたい17時50分くらいだったかな?

家元の席は2Fの最前列左翼。2Fといえど下手な1F後方席より断然見やすいのだ。
両隣は女性ファンで、後で判明したのですが、和田さんと歌舞伎町様のファンだった模様w
他、周囲を見回してみましたが、女性率が異様に高くてビックリ。男7:女3くらいの割合だったかと。


定刻開演など出来るわけもなくw
結局予定より10分遅れ、18時10分ごろにイベントスタート。
以下レポートは箇条書きで進行させて頂きます。

【開演】


・暗転したと思ったら、スクリーンで公認様の映画予告編が始まって大爆笑
・モエモエズキューーンのCMが無駄にクオリティ高くて吹いた。「では、変形プロセスをもう一度観てみよう」で大喝采

【第一部】アクションショー


・実質第14話
・13話(最終話)からの後日談
・「中野でアトラクションショーをやることになったから、シャチーク役にひみつきちのお客さんを起用して頑張ってみたけど、30分の持ち時間なのに5分で終わってしまいました。トークショーで頑張るから勘弁して!」
・もちろん?そんなことはなく。わずかに残留していたモエシニスキー粒子を利用して、3体の再生係長が再登場
・登場したのは渋谷ナントカムシw、歌舞伎町様、門前仲町ハシビロコウ
・歌舞伎町様の名乗りで大歓声。女子率高いなぁ
・もちろんマルシーナ様も登場!
・駆けつける赤木たち3人、しかし変身アイテムのない彼らは重妄想ができない
・そこへ通りかかった博世さんの手には、モエモエズキューーンが!
・ただしそれは「夢、クリエイション 楽しい時を作る企業」バンダイがつくったおもちゃだった(ステマ乙)
・おもちゃだって、会場みんなの重妄想パワーが集まれば変身できるさ!(ヒーローショー的お約束)
・見事変身したアキバレンジャーだが、係長たちはBL的儀式の末に、公認様の「大いなる」を獲得
・圧倒的パワーの前に為す術がないアキバレンジャー。「もう、どうしようもないのか・・・」
・そこに参上!出ました公認様。ゴーオンレッド、ゴセイレッド、シンケンレッドが華麗に参上、大それた力を3人に授ける
・(これでゴーカイジャー、放映中のゴーバスターズ以外の戦隊は(小ネタ含め)すべて登場したことになるのかな?)
・大いなる力 VS 大それた力 の最終対決はアキバレンジャーの大勝利!


【第二部その1】スタッフトークショー


・登壇者は日笠P、鈴村監督、田崎監督、荒川氏(脚本)、さとうけいいち氏(キャラデザ)、大橋氏(アクション監督)
・司会進行は鈴村監督
・色々とヤバ気なネタのオンパレードw
・これDVD版ではカットされるんじゃない?w
・さやかさんは初稿では「円谷ゾフィまどか」という役名だった
・↑のように、荒川さんの脚本には、いちいち円谷東宝特撮ネタが紛れ込むため、(東映的にアレなので)カットするのが大変だった
・実際にオンエアされてしまったものもいくつかあったりw
・さとう氏「最初のオーダーのされ方が、「とりあえず何か描いてきてください」だった」
アキバレンジャーを一文字で表すと?日笠P→「惑」
・どうなることかと「困惑」し、放映中は公認様に「迷惑」をかけたが、結果的に視聴者を「魅惑」・「誘惑」できた


【第二部その2】キャストトークショー


・登壇者はもちろん主役の3名。和田正人さん、日南響子さん、荻野可鈴さん
・それぞれ劇中の衣装でしたが、日南響子さんはちょっと髪型が変わっていたのが残念
・基本的に年長者の和田さんがトークを引っ張る感じで進行
・オーディションの裏話について。和田さんは戦隊のオーディションと聞いて「俺32歳なんですけど?」とビックリ
・日南さんは「深夜のヲタっぽいドラマ」のオーディションのはずが戦隊物で、合格通知に「そんなオーディション受けてませんけど」
・荻野さんは過去に公認様のオーディションに参加した経歴があり、今回は「非公認」ということでちょっとガッカリ
・トークも弾んだところで、突如客席からマルシーナ様役の穂香さんが登場!
・続いて葉加瀬博世役の内田真礼さん、三田こずこず役の愛川こずえさんも壇上に
・「美月にマルシーナのセリフを言って欲しい」とのマルシーナのムチャぶりに応え美月「出なさい!シャチークたち」
・その声に応えてシャチークが壇上に登場!すわ乱闘か?
・そこに颯爽と現れたのは、本編でスーツアクターをなさっていた3名。大立ち回りの末、シャチークどもを見事撃退
・トークショーの最後はスーツアクターさんのレクチャーのもと、キャスト3名が名乗り→決めポーズをする、という大サービス
・見事決まって大喝采

【第三部】ライブショー


・ライブといえばもちろん主題歌から。モモーイ山形ユキオさんが登場
・1曲め「非公認戦隊アキバレンジャー」ただし、大幅に編集カットされたショートバージョン。あれ?
・ライブが始まっても座っている人が多かったのは、何というか、やっぱり文化の違いなんだろうね(;^ω^)
・つまり、立ってトンドルしてるのがモモイストってことだわ。非常にわかりやすい
・こずこずがバックダンサーで激しいダンスを披露してくれました。贅沢だ
・2曲め「Machineイタッシャー!」こちらはフルで聞けました。ラップの部分までバッチリ。
・3曲めは内田真礼さんが歌う葵主題歌「Heroic lily」
・人前で歌うのは初めて!ということでしたが、いやいや堂々とした歌いっぷり。
・ここでもこずこずがバックダンサー!劇中でも踊ってたあの振付でした
・最後はステージにキャスト全員が大集合。
・和田さんの歌で〆ましょう!ということで4曲目「明日はアキバの風が吹く」
・実はこの歌、なんと3番まであることが判明。昔の歌っぽいw
・2番が終わったところで和田さんを残して、キャスト全員が袖にはける
・一人ぼっちで歌う姿は何とも哀愁が漂っていて、おかしいやら寂しいやら
・曲の後には再びキャストが勢揃いして、締めの挨拶

【アンコール】合言葉は重妄想!


ニコニコ動画風の画面演出、流れる文字は「重妄想!」
・釣られてアンコールの声も「重妄想!」にw
・キャスト&スーツアクター&アーティストが壇上へ勢揃い
・最後はやっぱり主題歌、さっきはショートVer.でしたが、今度はフルだ!
・さっきと違って立って盛り上がる観客は激増。でも2階席はやっぱり最後まで着席モード(;^ω^)
・盛り上がってない訳じゃなくて、こういう文化なのです
・最後は和田さんがシュプレヒコール
・「みんなで妄想力を合わせて、八手三郎を倒すぞ!」
・大歓声のうちにイベント終幕


【感想】


終演21時37分。延べ3時間半のロングイベント。
誰だ終演20時台とか言った奴はw
しかし、その長さを全然感じさせない、むちゃくちゃ内容の濃いイベントでした。

ファンが喜ぶ「イベントでこんなことが起きて欲しい」という要望を汲み取って、
最大限に具現化する。
日頃、公認様のショーイベントで培った運営手腕が、非公認の舞台でも存分に発揮された、という感じです。
今回のイベントの模様はDVDとなって後日リリースされるとのことなので、
プラチナ・チケット故に参加できなかった方は、ぜひゲットして、この伝説の公演の内容を確認して欲しい。
そんな気持ちです。

それにしても、パンフレットに始まりキャストトークの端々などに、
「続編やりたい」というスタッフ側のメッセージが込められている気がするのですが…。

今回は発表されませんでしたけど、
もしかして、本当に多々買えば2期が実現するのかも?
キャスト&スタッフの方々に最大級の賛辞を贈りつつ、
こちらからは続編希望のメッセージを届けたいと思います。

そのために、今から貯金をしてイタッシャーロボの超合金発売に備えなくては!
高いが安い!